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手根管症候群

手根管症候群

手根管症候群とは?

手根管症候群(Carpal Tunnel Syndrome, CTS)は、手首に存在する手根管という構造内で正中神経が圧迫されることによって引き起こされる神経障害です。手根管は、手首の小骨(手根骨)と、それらをつなぐ太い横向きの靭帯(横隔靭帯)によって形成される狭い通路です。この通路には、正中神経や指の屈筋腱(指を曲げるための筋肉の腱)が通っており、手の動きや感覚に関与しています。

正中神経は、腕から手にかけての感覚や運動機能を担当する重要な神経であり、手根管を通過する際に、手首の小骨と横隔靭帯に囲まれた狭い空間の中で圧迫されることがあります。この圧迫により、正中神経の機能が障害されると、手のひら側の親指、人差し指、中指、および薬指の半分に痺れやしびれ、痛みなどの症状が現れます。

手根管症候群の発症には、手首の構造的な問題や、手を使う仕事や趣味などの繰り返し動作による過度の負担、全身性疾患、ホルモンバランスの変化などが影響しているとされています。また、女性や高齢者、糖尿病患者などは、手根管症候群の発症リスクが高まると言われています。

手根管症候群の治療法には、薬物療法、スプリント装具の使用、リハビリテーション、そして症状が重度の場合は手術が含まれます。患者の症状や状態に応じて、適切な治療法が選択されます。

手根管症候群の代表的な症状は以下の4つです。

・痺れやしびれ
手のひら側の親指、人差し指、中指、および薬指の半分に痺れやしびれが生じます。これは正中神経が圧迫されることで、神経信号の伝達が阻害されるためです。

・疼痛
手首や腕に疼痛が発生することがあります。この痛みは手根管内の圧迫により神経が刺激されることで引き起こされます。痛みは徐々に悪化し、日常生活に影響を与えることがあります。

・夜間の症状悪化
手根管症候群の症状は、夜間に悪化することが一般的です。寝ている間に手首が曲がったり、圧迫されたりすることで、正中神経への圧迫がさらに増し、痺れや痛みが強くなることがあります。

・手の力の低下
手根管症候群が進行すると、手の筋力が低下し、握力が弱くなります。物を持つことが困難になったり、細かい作業ができなくなることがあります。

手根管症候群の原因とは?

①手根管内の圧迫
手首の骨折や腱の腫れ、関節炎など、手根管内の構造的な問題が原因で、正中神経が圧迫されることがあります。

②繰り返し動作
仕事や趣味で手首や手を使う繰り返し動作を行うことで、手根管内の腱が過度に使用され、腫れたり炎症を起こしたりすることがあります。これにより、正中神経に圧力がかかり、手根管症候群が発症することがあります。

③全身性疾患
糖尿病や甲状腺機能低下症、リウマチ性関節炎などの全身性疾患が、手根管症候群の発症に関与することがあります。これらの疾患は、神経や手根管周辺の組織に影響を与えることがあります。

④ホルモンバランスの変化
妊娠や更年期障害など、ホルモンバランスが変化する状況が手根管症候群の発症に影響を与えることがあります。ホルモンの変化は、水分の保持や組織の腫れを引き起こし、手根管内の圧力が高まることがあります。

⑤遺伝的要因
家族に手根管症候群の患者がいる場合、遺伝的な要因が関与していることがあります。また、手根管の構造が狭い人は、発症リスクが高まることがあります。

これらの要因が複合的に働くことで、手根管症候群が引き起こされることがあります。リスク要因を把握し、適切な予防策をとることが重要です。

手根管症候群の治療方法とは?

・マニュアルセラピー(手技療法)
はるた整体院では、手技療法を用いて手首や腕の関節の動きを改善し、神経の圧迫を緩和することが目指されます。これにより、痛みやしびれの緩和を図ることができます。

・電気療法
電気刺激を用いて筋肉を緩め、血流を促進し、炎症や腫れを軽減することが目的です。これにより、手根管内の圧力が減少し、神経の圧迫が緩和されることが期待されます。

・筋肉のストレッチや筋力トレーニング
指、手、手首、腕の筋肉をストレッチしたり、筋力トレーニングを行うことで、筋肉の柔軟性を向上させ、神経の圧迫を緩和することができます。

・はるた整体院での腰痛治療との関連性
腰痛がある場合、体のバランスが崩れることで、手首への負担が増大することがあります。整体院では、腰痛治療を行い体のバランスを整えることで、間接的に手根管症候群の症状を改善することができます。

・自宅でのケア指導
はるた整体院では、患者に対して自宅で行うストレッチや筋力トレーニング、仕事や趣味での手の使い方に関するアドバイスを提供することがあります。これにより、再発予防や症状の悪化を抑えることができます。

はるた整体院での治療は、手根管症候群の症状や原因に応じて、個別にカスタマイズされます。患者の状態や進行度に応じて、他の治療法と併用することもあります。重症化している場合は、専門医の診察や手術が必要になることもありますので、適切な治療を受けることが重要です。

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