- すねの内側が痛い
- 走っている途中で痛めた
- ジャンプで着地すると特に痛い
- シンスプリントと診断された
- つっている感じがする。
シンスプリントとは?
シンスプリントは、足のすね部分、特に下腿(した)前面に沿った痛みや不快感を指す一般的な用語です。医学的には、「下腿前面症候群」や「骨膜炎」とも呼ばれます。運動時や運動後に痛みが発生することが一般的で、特にランニングやジャンプなどの繰り返し行われる運動で起こりやすい状態です。
シンスプリントの3つの原因
①過度のトレーニングと負荷
シンスプリントは、過度のトレーニングや急激な運動量の増加が原因となることが多いです。短期間で運動量や強度を大幅に上げると、筋肉や腱が適切に回復できず、炎症や疲労が蓄積しやすくなります。特に、ランニングやジャンプなどの反復性の高い運動で、足への衝撃が繰り返されることでシンスプリントが起こりやすくなります。
②足のバランスと構造の問題
個人差がある足の形状やバランスが、シンスプリントの原因となることがあります。扁平足や高アーチなどの足の形状は、運動中に足にかかる負荷が偏るため、筋肉や腱に過度のストレスがかかりやすくなります。また、足首の柔軟性が低い場合も、すねの筋肉に余計な負荷がかかることがあります。
③適切でない靴や装具
運動時に適切でない靴を履くことも、シンスプリントの原因となります。足にフィットしない靴や、衝撃吸収性が低い靴は、足への負荷が増えるため筋肉や腱に過度のストレスがかかりやすくなります。また、靴底が摩耗している場合も、足にかかる負荷が増えるため、注意が必要です。
これらの要因が組み合わさることで、シンスプリントが引き起こされることがあります。運動習慣を見直し、適切な休息やストレッチ、適切な靴選びを心がけることが、シンスプリントの予防に繋がります。
シンスプリントの治療方法
はるた整体院では、シンスプリントの原因を特定し、適切な治療法を提供することが目的です。特に腰痛と関連してシンスプリントが起こる場合、全身のバランスを整えることが重要です。以下に、はるた整体院でのシンスプリントの治療方法を紹介します。
①マッサージと筋膜リリース
シンスプリントによる筋肉の緊張や疲労を和らげるため、マッサージや筋膜リリースが行われます。特に、すねの筋肉や足底筋膜のリリースが重要です。また、腰痛との関連を考慮して、腰周りの筋肉のリリースも行われることがあります。
②骨盤調整と距骨調整
腰痛とシンスプリントが関連している場合、骨盤の歪みが原因で全身のバランスが崩れていることが考えられます。はるた整体院では、骨盤調整や距骨調整を行い、足元から全身のバランスを整えることで、足への負荷を軽減し、シンスプリントの改善を図ります。
③ストレッチ指導と筋力トレーニング
適切なストレッチや筋力トレーニングは、筋肉の柔軟性を向上させ、シンスプリントの予防に役立ちます。はるた整体院では、個々の状態に合わせたストレッチ方法や筋力トレーニングの指導が行われます。特に、腰痛と関連している場合、腰周りの筋肉を鍛えるトレーニングが重要です。
④足のバランスと靴選びのアドバイス
整骨院では、足の形状やバランスを調べ、適切な靴選びやインソールの使用を提案することがあります。これにより、足への負荷が軽減され、シンスプリントの予防につながります。
腰痛が引き起こすシンスプリント
運動中にすねの痛みを感じるシンスプリントは、ランナーやスポーツ選手にとって一般的な問題です。しかし、シンスプリントの原因は足だけでなく、腰痛とも密接に関連していることがあります。この記事では、腰痛がシンスプリントを引き起こす仕組みと、その対策について解説します。
腰痛とシンスプリントの関係
腰痛がシンスプリントを引き起こす主な理由は、全身のバランスが崩れることです。腰痛が慢性化すると、筋肉や骨盤のバランスが崩れ、足への負荷が偏ることがあります。この結果、シンスプリントを引き起こす過度のストレスが足にかかることがあります。
腰痛がシンスプリントを引き起こすメカニズム
腰痛がシンスプリントを引き起こす具体的なメカニズムは以下の通りです。
- 骨盤の歪み:腰痛により骨盤が歪むと、足の筋肉や腱に不均等な負荷がかかります。これがシンスプリントの原因となります。
- 筋肉の緊張:腰痛が引き起こす筋肉の緊張は、足への負荷を増加させることがあります。特に、腰から足にかけての筋肉(大腿筋膜張力筋、ハムストリングス、腓腹筋)が関与しています。
- 運動機能の低下:腰痛が運動機能を低下させると、足への負荷が増え、シンスプリントが引き起こされることがあります。
腰痛がシンスプリントを引き起こす場合があります。腰痛の改善や予防に努めることで、シンスプリントのリスクを減らすことが可能です。全身のバランスを整える骨盤調整や距骨調整、筋肉の緊張を和らげるマッサージやリリース、適切なストレッチや筋力トレーニングを行うことが、腰痛によるシンスプリントの対策に繋がります。